ダメだしは効果ゼロ!?彼女の似合わない服装やメイクを上手く変えさせる方法

相談者 20代男性

 

付き合い始めた頃はちょっと変わっているな?

くらいで、あまり気にならなかったのですが、最近彼女の服装やメイクが気になって仕方がありません。

似合っているとは思えないので変えて欲しいです。

下手なことを言ったら機嫌悪くなりそうで、悩んでいます。

どんなふうに言ったら変わってくれるでしょうか?

 

 

A あなたを「敵ではなく、仲間である」と彼女が思ったとき、あなたの意見は採用されるかもしれません。

 

 

ご質問ありがとうございます。アドラー流恋愛トレーナーのMIHOKOです。

 

はじめに残念な結論をお伝えします。基本的に、人は人の言うとおりに行動しません。

例えば、あなたがスタイリストになって彼女のファッションに「変更の指示」を出しても、彼女がそれに従う可能性は低いと思われます。

 

一般的なことですが、自分から誰かにアドバイスや意見を求めるときでも、あくまでも参考にするだけです。例えば、このご質問の答えも同じです。

 

納得したことや、共感できると思ったことだけを自分流に取り入れる可能性はあるかもしれませんが、このコラムをお読みになったからといって実行するとは限らないのです。

なぜなら、人は皆、自分の決めたように生きているからです。

 

 

でも、彼女自身が「新たな選択」をするときに、あなたの意見が取り入れられる可能性はもちろんあります。

どんなときに彼女はあなたの意見を取り入れたくなるのでしょうか?

 

 

ポイントは2つです。

 

 

  1. あなたは「自分の敵ではなく仲間である」と認識したとき
  2. あなたは「自分に関心を示してくれる人」と認識したとき

 

 

A どんなに愛情をこめて話しても残念ながら「ダメだし」は効果なし

 

 

ところで、あなたは付き合いはじめて間もない相手から服装について「ダメだし」をされたらどんな気持ちになるでしょうか?

 

「ねぇ、そのシャツとパンツ合わないよ、ブルー系とかのほうがいいんじゃない?」

「何で髪伸ばしてるの?短い方が似合うと思うけど・・・」

「まだダウン着てるの?季節感ないね。」

 

いかがでしょう?

 

ここで注目したいのは、その意見を素直に喜んで受け取れるかどうかです。

例えば、客観的に考えることができれば、一つの意見として取り入れることも可能かもしれません。

 

でも、ちょっと心が痛くないですか?

 

残念ながらダメ出しは、リスクに対して効果が少ないのです。

どんなに愛情をもってアドバイスしても、思いが届きにくく、相手を意気消沈させます。

そして元気とやる気を失ってしまうかもしれません。

新しいことに挑戦しようという意欲を失ってしまう可能性があるのです。

 

 

A 次回のデートから「必ず1回」は彼女の外見的なポイントに関心を示す

 

 

では、彼女があなたのことを「自分に関心を示してくれる仲間」と思うのは、どんな時でしょうか?

ダメだしをやめて、その代わりに承認してみましょう。

 

次のデートから必ず1回は彼女の外見的なポイントを承認します。

承認とは、褒めることではなく、ただ関心を示すことです。

 

例えば、

 

「少し暑くなったから夏物出したんだね、衣類の入れ替えした?」

「ヘアースタイル変えたんだね。」

「そのバッグはじめて見たなぁ、新しいよね?」

「その靴歩きやすそうだね。」

 

などなどオリジナルの承認フレーズを考えてみてください。

少しぐらい不自然でもいいんです。

 

とにかくあなたが彼女に適度な関心を示すことが大切です。

実は、この積み重ねが「あなたは敵ではなく仲間である」という感覚に近づく一歩なのです。

 

 

「嫌われる勇気」の著者である岸見一郎先生は「アドラー心理学・シンプルな幸福論」の中で以下のように言っています。

 

アドラーは他の人は「仲間」であると考えました。

(中略)仲間であると思えるからこそ、その人に関心を持ち、さらには貢献しよう、協力しようと思えるのです。

 

そして、4回目のデートの時にあなたの意見を伝えてみましょう。

 

 

一緒に雑誌を見ながら、

 

「これカッコいいね。きっと似合うと思うよ。」

 

ウィンドウショッピングをしながら、

 

「ねぇ、こんなの着てみたらどう?似合うと思うなぁ」

 

こんなふうにあなたの好みを伝えてみてはいかがでしょうか。

良くないところを指摘するのではなく、良いところを承認するのです。

 

きっと彼女は楽しい気分であなたの意見を受け取ってくれると思います。

ファッションは大いなる自己表現です。

 

 

あくまでも、それを選択するのは自分自身だということを忘れないようにしましょう!

 

 

参考文献 アドラー心理学 シンプルな幸福論 岸見一郎 ベスト新書