第21回★婚活ブログ 男性の気持ちがわからない・・・突然こころ変わりする男の気持ち3選

相談者:30代女性

 

先日付き合っていた彼氏に振られてしまいました。

 

付き合って1年半、ケンカというケンカもしたことは無く、彼の為に色んなプレゼントもしたし、たくさん尽くしてきたのにどうしてこういう事になってしまったのかわかりません。

 

今後、またこういう事になるかもしれないと思うと怖くて恋愛する勇気がありません。

一体自分の何がいけなかったのか、アドバイスお願いします。

 

 

A.男性はあなたの気付かない、意外なところで自信喪失しています

 

 

こんにちは、恋愛・結婚アカデミー協会の瀬川隆徳です。

この度はご質問ありがとうございます。

 

好きな人の役に立ちたくて、喜ぶ顔が見たくて尽くしてきたのに、いきなり振られてしまったのは、すごく辛かったですよね。

 

ここまでしてきたのに何が悪いの?  と思いますよね。

 

しかし、今回はこの「尽くす」ということに原因があるかもしれません。

 

初めは尽くしてもらったことに対して男性の持っていた感謝の気持ちが、回を重ねるにつれ、いつの間にか感謝とは違うネガティブな気持ちに変わってしまうことがあるのです。

 

今回は一般男性に、尽くしてくれる彼女と付き合ったことがありますか?

とアンケートをして「はい」と答えた方に別れた原因を聞いてみたところ以下の様な回答が得られました。

 

途中からいつもしてもらってばかりで悪いと思ってきた。

(24歳/会社員)

 

ありがたいけど何でもしてくれるので自分がダメになると思った。

(30歳/飲食店店員)

 

色々してもらって感謝はしてたけど、彼女に対してそんなにしてあげられない

自分はダメな男だと思った。

(26歳/美容師)

 

いかがでしょうか。

彼の為を思って尽くしたのに、最初は喜んでくれていたのに。

このようになぜか相手にネガティブに思われることがあるのです。

 

今回はこの男性の気持ちの変化はなぜ起こるのか?

について3点ほどお伝えしたいと思います。

 

1、 不安に変わる

男性は自主独立の精神が強く、物事に対して自分でなんとかしたいという気持ちが強い生き物です。

 

自分以外の人に何でもかんでもやってもらっていると、最初は感謝をしていても、何もしてない自分はこれでいいのか?

という不安に駆られることがあります。

 

この不安が徐々に大きくなってくると、このままでは自分はダメになってしまうのではないか。

という感覚に陥ることがあります。

 

2、 劣等感に変わる

男性は、女性のやってくれたことに対して、

「応えたい」、「返したい」という気持ちが実は非常に強い生き物です。

しかし、そういう気持ちとは裏腹に現実的にあまり気持ちを返せないことが続く上に、尽くされ続けると、相手は自分の為に色々やってくれるけど、相手に対して自分は何も出来てない。

という劣等感が生まれてきます。

 

3、 罪悪感に変わる

相手から一方的に尽くされ続けると、自分ばっかり尽くしてもらって申し訳ないという気持ちが生まれてきます。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

良かれと思って尽くしていても、実は知らぬ間に彼は尽くされることによって自信をなくしてしまってることもあるのです。

 

上記のような状態の男性に、さらに尽くすとどうなるのかと言いますと、尽くされれば尽くされるほど不安になる、劣等感を覚える、罪悪感を覚えるという風に、尽くされることがしんどい、重い、迷惑

と感じてしまいかねませんので、いくら彼の喜ぶ顔が見たいからと言って、何でもかんでも尽くすのではなく、

 

  • 与えすぎず、たまには彼から与えられるように甘えてみる。
  • 相手の自主独立心を損ねない程度にサポートする。

 

 

この2点を意識してパートナーと接してみると、より良い信頼関係を築けると思いますよ。

 

好きならば彼の役に立ちたい、彼の喜ぶ顔が見たいと思うのは当然の事ですが、何かを与えて喜んでもらうだけしか手段がないわけではありません。

 

例えば、彼が何かにチャレンジしている時、欲しいものがあって努力して手に入れようとしてる時、全てをサポートすること。

 

欲しいものを与えることも大切ですが、彼がたくさん悩んで苦労して成果を得た時の喜ぶ顔を見る為に、敢えてさほど尽くさずに見守ることも時には大切なのではないでしょうか。

 

尽くす以外にも、見守る、怒る、要求する、など愛情表現はたくさんありますので、色んな愛情表現をすることで、よりあなたの女性としての魅力をお相手の方に伝えることができるのではないかと思います。

 

 

素敵なパートナーに巡り会うことを心よりお祈りしています。