第70回★婚活ブログ『結婚に失敗したくない』不安で進めないあなたへ 切り口を変える見方

◆結婚相手には失敗したくない!

〜自分に相応しいパートナーは、何を条件に選べば、いいの?〜

 

相談者【30代女性】

Q.私は正直モテない方ではないと思います。

なので彼氏が途絶えたこともないですし、

恋愛では困ったこともありません。

 

ただそろそろ結婚もしようと考えていますが、誰と結婚したらよいのか、

自分に合うのが誰なのか、ということがよく分かりません。

 

付き合ってきた男性も、今の彼も本当に良い人ですが、

これからもっと良い人が現れるのかも、、、なんてことも思ってしまいます。

一生を共にする結婚相手はどんな人を選べばいいんでしょうか?

 

A.誰を選んでも同じです(笑)

 

こんにちは、一般社団法人 恋愛・結婚アカデミー協会

代表理事の井上敬一です。

今回の相談者の悩みは非常によくある悩みです。

恋人として悪くはないんだけど、

 

“本当の意味で誰が好きか分からない”

 

という人も多いですから、

それが結婚相手となると悩むのも当然ですね。

 

私の回答は「誰を選んでも同じ」ということです(笑)。

こんな事を言うと答になってないじゃん!

と思われる方も多いとは思いますがこれはまぎれもない事実です。

 

なのである程度

 

「この人は好きかも、結婚してもいいかも」

 

と思ったらその人と結婚しましょう。

そうやって選んだ人がベストです。

否、正確に言うと

 

『ベストにする』

 

のです。

 

■結婚とは就職と同じ

 

あなたが就職した時を思い出して下さい。

 

「こんな会社がいいな、こんな会社ならいいな」

 

と大まかに決めて面接を幾つかしたと思います。

面接とはお見合いみたいなもの。

 

向こうもこちらを選んでいいのかを見ますが、

こちらもその会社に入るかどうかを見ている筈。

 

そして会社側からオッケーが出れば、

そこからはそれほど時間を掛けず就職します。

 

但し、入社してから

「こんな筈ではなかった、聞いてた話とは違う」

或いは

「思っていた以上に良い会社だった」

なんて予想外のこともあります。

 

即ち、就職も結婚もしてみないと分からないってことです。

 

就職が出来ない人は面接だけを繰り返し

「もっと良い会社がないかな」

と、ずっと模索します。

結婚相手に求める条件が余りにも多い人が、

なかなか結婚出来ないのも同じ理由です。

 

また「絶対に失敗したくない!」という危機管理能力が高い人も、

就職も結婚も決められない人の傾向にありがちです。

 

ですので先述したように、ある程度

「この人いいかな」と思ったらもう決める

 

就職と同じく、入ってからその会社の実情に自分を合わせていく。

また、自分ばかり折れるのは身がもたないので、

会社に自分の主張や条件も伝える。

そこから長く働ける状態にお互いで

折り合いをつけていくしかないのです。

 

就職と結婚とは同じである。

そう伝えた理由は、面接の時点で全て分かるわけがなく、

入社してからどうするかが大切というのと同じなのです。

 

もちろん就職には離職もある。

結婚には離婚もある。

 

離職ならまだしも離婚は重く絶対に避けたいもの。

 

結婚に関してはより慎重になるのと理解は出来ます。

しかしながらスタンスとしては、就職した時と同じように

少し肩の力を抜いて、どこかで決める。

 

決めた後によい関係にお互いが育んでいくという

気持ちでないと一生決められないでしょう。

 

もっと言うと結婚する時は離婚なんてことを考えない筈ですから、

 

『どうすれば一生を共にハッピーに暮らすか』

 

だけを考える。

それは相手ありきで考えず、

 

「自分がそうするんだ」

 

と決める。

 

「失敗しない結婚を、、」

 

と危機管理能力が高い人は

結婚を決められないと言いましたが、

この考えは相手がどんな人であればいいかを考える人です。

 

そうではなく

 

『相手がどんな人であれ、自分がハッピーにする』

 

という気持ちで臨む。

 

言わば失敗の選択肢を断つ人が婚期を早めているように思います。

 

私自身もそうだし、周囲の結婚している人を見ていても思いますが、

結婚を決めるのは条件ではなく「覚悟」なのだとつくづく感じます。

 

 

■親の言いつけは目安になる!

 

結婚は相手ありきではない。

相手に幸せにして貰うと考えず、

 

『自分が相手を幸せにする』

 

結婚しないと分からないことばかりだから、

ある程度いいなと思ったら自分を信じて結婚しちゃう。

 

そのあとお互いに結婚生活を育んでいく。

これが婚期を早め、永続的な結婚に続く方法だと分かって貰えたと思います。

 

しかしなから、そうは言ってもやっぱり不安だしなかなか決められない。

何か決め手はないの?

どうすれば結婚で失敗しないの?

と思う方は居ると思います。

そんな方は彼に一つの質問をしてみましょう。

 

「小さい頃に親にうるさく言われていたことは?」

 

この質問をすると相手の価値観がよく分かります。

 

例えば

「嘘をついたらダメよ」

と親に言われてきた人は、

やはりそういう価値観を持っています。

 

人の性格や生き方は概ね10歳頃までに決まると言われていますが、

確かに家庭で親に言われ続けてきたことが、

その人の価値観に大きく刷り込まれています。

 

「人には親切にしなさい」

 

そう言われてきた人はやはり他者に親切にしようとしますし

「自分を信じるんだよ」と言われてきた人は

信念を強く持つ大人になるでしょう。

 

一方で

 

「人を信用しちゃいけない」

 

と教えられてきた人は猜疑心が強い人になるでしょうし

 

「お金こそ全てよ」

 

と教えられてきた人もやはりそうなる。

 

このように自分が記憶している言葉には、

その人の生き方や価値観が色濃く反映されます。

 

ですので先に伝えた質問をし、その答に違和感を感じるか、

とても共感できるかなどを目安にすると結婚後も

一生仲良く出来るかどうかの判断材料になります。

 

『結婚は価値観が合うかどうかが非常に大切』

 

ぜひ親の言いつけを目安にしてみて下さいね。

これからもあなたの恋愛や結婚の成就を心から応援しております。

投稿者プロフィール

井上敬一
井上敬一
兵庫県尼崎市出身。立命館大学中退後、ホスト業界に飛び込み1ヶ月目から5年間連続ナンバーワンをキープし続ける。当時、関西最高記録となる1日1600万円の売り上げを達成。業界の革命児として、PrinceClubShionをはじめとしたシオングループオーナー業を経て、現在は実業家として企業、個人のブランディングやアパレル、サムライスーツなどのプロデュースを手掛ける他、人に好かれるコミュニケーションを伝える研修・講演を展開している。